非常電源消防設備は「負荷運転」もしくは「内部観察」が必要です

非常電源(自家発電設備)の点検

消防設備の非常電源(自家発電設備)は、年2回の点検(機器点検/総合点検)
が義務付けられています。総合点検時には、『負荷運転』または『内部観察等』を
行い運転性能の確認をする必要があります。
火災による停電時にもスプリンクラー設備や屋内消火栓など消防設備が
機能するように非常電源(自家発電設備)の機能を維持するために
必要な点検です。

すべての非常電源(自家発電設備)で負荷運転(または内部観察等)が必要なの?

『消防設備の非常電源』として設置している自家発電設備が点検対象です。
消防法による消防設備点検において非常電源(自家発電設備)の負荷運転(または内部観察等)が義務付
けられています。
ただし、ガスタービンを用いる自家発電設備の負荷運転は不要です。

負荷運転ってなに?

疑似負荷装置や実負荷等により、非常運転時に必要な運転性能があるか確認する点検です。

内部観察等とは?

自家発電設備内部の未燃燃料や燃焼残渣物の異常な堆積の有無を目視点検し、潤滑油の成分分析などを行います。

負荷運転(または内部観察等)はどれくらいの周期で実施する必要があるの?

『1年に1回』、消防設備の総合点検時に実施する必要があります。
ただし、『運転性能の維持に係る予防的な保全策』を講じている場合には、『6年に1回』となります。

『運転性能の維持に係る予防的な保全策』 ってどんなことするの?

不具合を予防する保全策として、次のような確認・交換等を行うことをいいます。
■ 運転性能の維持に重要な附属装置の1年ごとの確認
■ 潤滑油やフィルターなど指定された部品を製造者が設定する推奨交換期間等以内に交換

非常電源(自家発電設備)の点検についてもっと詳しく知りたい!

消防法令を所管する総務省消防庁のホームページでも詳しく案内されていますので参考にしてください。
https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/suisin/post21.html

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